# イスラーとミウラージュとは？夜の旅と昇天

イスラーとミウラージュは、預言者ムハンマドのエルサレムへの夜の旅と天への昇天。クルアーンとハディースに伝わる出来事をたどり、アル・アクサーとのつながり、１日５回の礼拝が定められた経緯、ムスリムの日々の信仰にとっての意味をわかりやすく解説します。

イスラーとミウラージュは、預言者ムハンマドのエルサレムへの夜の旅と、天への昇天を指します。この物語は、アル・アクサーと１日５回の礼拝を結びつけています。

Published: 2026-09-25 | Updated: 2026-10-01

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**イスラーとミウラージュ**は、預言者ムハンマド ﷺ の旅の、つながった二つの部分を指します。*イスラー*（Isrāʾ）は、マッカから、エルサレムのアル・アクサーとされる祝福された場所への「夜の旅」。*ミウラージュ*（Miʿrāj）は、天への「昇天」です。クルアーンは夜の旅を述べ、ハディース（預言者の言葉や体験を伝える伝承）は昇天と１日５回の礼拝について詳しく伝えています。

## イスラーとミウラージュとは？

クルアーンには、神がしもべを夜に*アル・マスジド・アル・ハラーム*（Al-Masjid al-Haram、マッカの聖なるモスク）から、周囲を祝福した*アル・マスジド・アル・アクサー*（Al-Masjid al-Aqsa、最も遠いモスク）へ連れて行き、しるしの一部を見せたとあります（アル・イスラー章 17:1）。ムスリムはこの節を、預言者ムハンマドのエルサレムへの夜の旅を指すものと理解しています。

この節だけで旅の全行程が語られているわけではありません。昇天の様子はハディースに伝えられています。また、一部のムスリムはアン・ナジュム章 53:13–18 の光景も昇天と結びつけますが、この箇所の解釈には違いがあります。

## 旅の中で何が起きた？

伝承によって細部は異なります。主な出来事として、次のように語られます。

1. 預言者は、ハディースに登場する乗り物*ブラーク*（Burāq）に乗り、夜のうちにマッカからエルサレムへ旅しました。
2. 天を昇り、アーダム、ムーサー（モーセ）、イブラーヒーム（アブラハム）を含む先の預言者たちと会いました。
3. 神は預言者の共同体に礼拝を定めました。当初は１日50回でしたが、預言者が軽減を求めた後、50回分の報奨を伴う１日５回になりました。

礼拝の回数とその軽減は、サヒーフ・アル＝ブハーリー 349 に伝えられています。

## なぜアル・アクサーが重要なのか？

クルアーンは、夜の旅の目的地の周囲が祝福されていると述べています（アル・イスラー章 17:1）。その目的地をアル・アクサーと理解することで、エルサレムはマッカの聖なるモスクから始まる旅と結びつきます。ムスリムにとって、この節はアル・アクサーに深い宗教的な意味を与えています。

昇天の伝承で先の預言者たちと会うことも、世代を超えたつながりを示します。ムハンマドの伝えた教えは、彼らの教えと続いているのです。この旅は、遠い場所へ行く話にとどまらず、聖なる場所、預言者たち、神への礼拝を結びつけています。

## なぜ１日５回の礼拝が中心なのか？

*サラート*（ṣalāh）は、ムスリムが[定められた時刻に行う礼拝](https://qiblafind.net/ja/blog/adhan-and-prayer-times)です。昇天の伝承では、その制定が中心的な出来事になっています。ムスリムが行うのは１日50回ではなく５回であり、ハディースはその報奨が50回分だと伝えています（サヒーフ・アル＝ブハーリー 349）。

ミウラージュを知ることは、普段の礼拝を思い起こすきっかけにもなります。自分の地域の時刻は[今日の礼拝時刻](https://qiblafind.net/ja/prayer-times)で確認できます。礼拝の方角を調べるには、[キブラ・コンパス](https://qiblafind.net/ja/qibla-finder)を使えます。

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> **[礼拝時間](https://qiblafind.net/ja/prayer-times)**
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> 場所を選び、今日のファジュル、ズフル、アスル、マグリブ、イシャーの時刻と日の出を確認。計算方式とアスルの設定を、地元のモスクの時刻表と照合。

## イスラーとミウラージュはいつ起きた？

多くの地域では、イスラーとミウラージュをイスラーム暦の第７月、**ラジャブ月27日の夜**と結びつけています。ただし、クルアーンと旅に関する主要な伝承は、その日付を確定していません。学者たちも異なる日付を挙げており、ラジャブ月27日は確実な記念日ではなく、広く知られた伝承上の日付です。

**ヒジュラ暦1448年**のラジャブ月27日は、**西暦2027年１月上旬**に当たる見込みです。イスラーム暦の日付は日没から始まり、地域や月の観測方法によっても変わります。地元の信頼できる共同体の案内や、[ヒジュラ暦カレンダー・日付変換](https://qiblafind.net/ja/hijri-calendar)で確認してください。

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> **[ヒジュラ暦](https://qiblafind.net/ja/hijri-calendar)**
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> 計算上のヒジュラ暦の日付を調べる。ヒジュラ暦と西暦の日付を相互変換する。宗教行事の日付は地域の月の観測発表に従う場合あり。重要な日付は現地で確認。

## ラジャブ月27日を特別に過ごすべき？

この点について、ムスリムの考え方は一様ではありません。講話を開いたり、旅の物語を読んだりして、礼拝や内省の機会にする地域があります。一方、確かな根拠なしに、この日を確立した宗教的祝日としたり、この夜に特別な礼拝行為を割り当てたりすることに慎重な学者もいます。

旅から学ぶことは一年中できます。しかし、特定の行いが義務だと主張することは別の問題です。スンナ派とジャアファリー派シーアの共同体でも実践は異なります。モスクや家庭でどう過ごすか迷う場合は、地元の信頼できる学者やイマームに相談してください。

## よくある質問

### イスラーとミウラージュは同じ出来事？

一つの旅の、つながった二つの部分を指す名前です。イスラーはマッカからエルサレムへの夜の旅、ミウラージュは天への昇天を指します。

### 夜の旅はクルアーンに書かれている？

はい。聖なるモスクからアル・マスジド・アル・アクサーへの旅は、アル・イスラー章 17:1 に記されています。先の預言者たちとの出会いや５回の礼拝など、よく知られる詳しい話はハディースに伝えられています。

### クルアーンに旅の日付は書かれている？

いいえ。クルアーンは夜の旅の暦上の日付を示していません。ラジャブ月27日と広く結びつけられていますが、正確な日付には異論があります。

### なぜ礼拝は50回から５回になった？

ハディースによると、預言者が繰り返し軽減を求め、１日５回になりました。報奨は50回分と伝えられています（サヒーフ・アル＝ブハーリー 349）。ムスリムが日々行う礼拝は５回です。

### ラジャブ月27日の夜に、決まった特別な礼拝はある？

この夜に固有のものとして、すべての人に認められた、確立した礼拝はありません。日付をどう過ごすかについても学者の見解は異なります。具体的な行いについては、地元の信頼できる学者やイマームに相談してください。
